DATA
所在地 | (一社)長寿命建築システム普及推進協議会 |
工期 | 2011年~ |
INFORMATION
新築中心からストック活用へ移行していく中で、共同住宅を長期的に活用していくためには、共用部分の改修・大規模修繕が求められる。また、エネルギーの供給方法の多様化や地域包括ケアシステムへの対応等といった社会状況の変化に伴い、共同住宅の改修ニーズは更に多様化することが考えられる。
しかし共同住宅の共用部分の改修は、その発意や合意形成が難しい上、実際の改修工事においては専有部分との取り合いや道連れ工事の発生等の制約がある。
このような課題認識のもと、共同住宅の改修・大規模修繕を実効性のあるものにしていくため、個別の改修技術や先進事例の収集・整理、改修に至るまでに必要な諸々の課題の抽出、及び、ソフト・ハード両面からの対応策の検討を行った。