DATA
所在地 | 東京都板橋区 |
発注者 | 東京都住宅供給公社 |
敷地面積 | 約5.8ha |
用途 | 公社住宅(940戸) |
構造・規模 | RC造・地上6~10階 |
竣工年 | 2010年(第1期) |
INFORMATION
コーシャハイム向原は、1958~1960年に建設された、5.8ha、840戸の大規模団地の建替計画である。『住民のアクティビティが活性化され、地域に豊かに展開し、活き活きと表出される街の創出』をコンセプトに、生活感が豊かに表出され賑わいある街の創出、地域の人々の生活が融合する”環境・生活ネットワーク”づくり、周辺地域に馴染む美しい景観や環境の創出、を提案した。
南北に長い計画地に対して、都市性の高い北側のゾーンと、静寂で落ち着きのある南側のゾーンの2つを設定し、これらを貫く地域の骨格軸『賑わい軸』に面して、集会所や生活支援施設等の賑わい拠点を配置している。『賑わい軸』沿いに中層6階建ての沿道型住棟を配置しながら、1階には居室を張り出した住戸やアネックスルームをもつ住戸を配置し、沿道の賑わいの創出を図った。
当社は、建て替え基本構想及び開発行為協議(都市計画法第34条の2)、3つの街区の基本設計の他、大規模な住宅地の一体性や連続性を創出するための全体及び各街区のデザインコード作成等を行った。