DATA
所在地 | 神奈川県横浜市 |
発注者 | UR都市機構 |
敷地面積 | 906.63㎡ |
用途 | 集会所・カフェ・管理センター・作業員詰所 |
構造・規模 | S造・地上1階 |
延べ床面積 | 188.67㎡ |
竣工年 | 2020年6月 |
工期 | 2019年2月~2020年6月 |
INFORMATION
本事業はURが横浜市と連携し、ディレクションに隈研吾氏、佐藤可士和氏を迎えて行っている一部建替団地のモデル事業『ルネッサンスin洋光台』の1つである。
洋光台団地は、神奈川県横浜市に位置する1970(昭和45)年入居開始の3350戸の大団地であり、駅の周りの高層建物の洋光台中央、緑豊かな洋光台北・西の3団地からなる。
本改修は、団地の歩行者動線の入り口となっている集会所に対し、北団地の集会所の機能を強化する計画である。具体的には①多世代交流を図るために人を集客できるカフェ棟の増設、②大庇を設置による歩行者動線のゲート性の強化 ③既存のサンクンガーデンに階段・ベンチ・舞台を増設した階段広場への改修、④小集会所を子育て広場、キッズルーム、高齢者相談所への改修、⑤管理事務所、作業員詰所の更新することである。また、近田玲子デザイン事務所の協力により、あたたかなやさしさのある照明計画を実現している。
※本プロジェクトは、『ルネッサンスin洋光台』の立ち上げ当初に実施した洋光台北団地集会所の建築アイデアコンペにおける最優秀案(当選者: NAAW長野憲太郎氏、王翠君氏、上海在住)の構想を尊重し、数回のNAAWのアドバイスを受けながら、既存建物の改修、一部撤去、1棟増築の方針の下、基本設計・実施設計を行った。