DATA
工期 | 2013年9月~2014年3月 |
INFORMATION
東日本大震災による甚大な被害を受け、住宅復興に向け、平成23年度に岩手県、宮城県、福島県において「地域型復興住宅推進協議会」が組織され、地域の川上(木材供給)~川下(設計・施工)の事業者等が連携して組成する「地域住宅生産者グループ」が公募・登録された。
各々の地域住宅生産者グループは、それぞれに復興住宅の供給に向けた取り組みを行っているが、既に川上~川下が連携した生産・供給体制を確立し、計画的に住宅建設に取り組んでいる先導的なグループから、今後生産・供給体制を整えて行かなければならない初動期のグループまで、さまざまな段階のグループが混在している状況にある。
本書は、地域における木造住宅の生産・供給体制の整備に向けた方策について、その先進的な取り組みの具体例を中心に整理・紹介することにより、さまざまな段階・状況にある地域住宅生産者グループが、より合理的かつ実効性のある活動を行うために参照できるよう、構成している。