DATA
所在地 | 東京都北区 |
発注者 | (独)都市再生機構 |
敷地面積 | 5,243㎡ |
用途 | UR賃貸住宅(207戸) |
構造・規模 | RC造・地上12階 |
延べ床面積 | 12,392㎡ |
竣工年 | 2010 年 |
備考 | 2012年 グッドデザイン賞受賞 |
INFORMATION
赤羽台団地は、昭和30年代に都市部のモデル団地として建設され、スターハウスや囲み配置を持つ名作と言われていた。当該プロジェクトは、UR都市機構が実施する赤羽台団地の建替事業において、建築家チーム、ランドスケープ・照明の各デザイナーのコラボレーションにより検討が進められたプロジェクトである。
当社は、㈱シーラカンス アンド アソシエイツとJV(市浦・シーアンドエイ設計共同体)を組み、団地を南北に貫く歩行者軸であるイチョウ通沿いに位置する5号棟とイチョウ通りを挟む集会所群)の設計を担当した。
団地全体のコミュニティの中心軸として位置づけられているイチョウ通り沿いには、シンボル性と共に、パブリックなアクティビティを誘発させる仕掛けが求められたことから、5号棟の足元には、イチョウ通りを挟んで集会室、音楽室、多目的室、自治会室及びリサイクルセンターの5棟から構成される集会室棟(平屋建て)を配置した。
これらの小さなスケールの建物の配置により、より親密なスケール感のある通りの演出を図っている。